デレク・トラックス、そうです、私のギターゴッドです。
この人の何が凄いって、極上のスライドギターもそりゃ凄いですが、カバーソングのセンスがいいんです。一時期は年間300以上のステージをこなしていただけあって、そのレパートリーは圧巻。そもそもの音楽に対する探究心も凄まじいです。
私が音楽沼にハマったのは、デレクがカバーした曲を調べて聞きまくったのがきっかけです。
デレクがカバーした至高の名曲たちを、何回かに分けて紹介したいと思います。
Hey Jude / The Beatles(Willson picket)
カバーと言えばビートルズ。デレクのカバーは、Willson picketによるソウル/ファンクバージョンが下書きです。言ってしまえば、カバーのカバー。
TTB結成前、年越しライブでよく演奏していました。曲最後、怒涛のギターソロも圧巻ですが、歌間のオブリがヤバイっす。
原曲のWillson picketバージョンにギターで参加しているのは、デュアン・オールマン。このあたりの繋がりがエモいですね。
【原曲】Wilson Pickett – Hey Jude (w/ Duane Allman)
Gonna Move / Paul Pena
続きましてはポールペーニャのGonna Move。「Live At Georgia Theater」の日本盤一曲目。この曲でデレク沼にハマった人も多いのでは。
穏やかなイントロから入って、徐々に盛り上がるシャッフルビートの曲調。
で、最後に怒涛のギターソロ。完璧です。
【原曲】Paul Pena – Gonna Move
I’d Rather Be Blind, Crippled And Crazy / O.V. Wright
本日最後はO.V.ライトのI’d Rather Be Blind, Crippled And Crazy。The Derek Trucks Band 名義のアルバム「Songlines」にも収録されています。
デレクのバージョンは少しチルった感じで、スライドがいい味出してます。一方で原曲はもっとファンクっぽいというか、ハネた感じの印象です。
【原曲】O.V. Wright – I’d Rather Be (Blind, Cripple & Crazy)
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